海外電気事業短信
米国:PJM、2026/2027年向け容量オークションは全域で上限価格に到達
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- 2025-07-22
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- 北米
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米国東部の地域送電機関PJMは2025年7月22日、2026/2027年向け容量オークション(BRA:Base Residual Auction)の結果を公表した。約定価格は全地域において上限価格の329.17ドル/MW/日に達し、前年(2025/2026年)の269.92ドル(BGE、Dominion供給エリアを除く)から約22%上昇した。今回の落札容量は134,311MWで、予備率は18.9%と、目標の19.1%を若干下回った。PJMは価格上昇の主な要因として、データセンターの急増や電化・経済成長による需要の拡大、発電所の退役や供給信頼度評価(accreditation)およびリスク評価の厳格化などを挙げている。なお、今回のオークションからはFERCの承認を受けた上限価格が導入されており、PJMによると、この上限が適用されなかった場合、約定価格は388.57ドルに達していたと推定されている。
