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米国:内務省、風力・太陽光への優遇措置廃止と審査強化を発表
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- 2025-07-17
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- 北米
- 環境・再エネ
米国内務省(DOI)は2025年7月17日、「One Big Beautiful Bill Act(OBBBA)」の厳格運用について、同年7月7日に発令された大統領令(EO14315)を受けて、風力・太陽光への優遇措置を終了し、すべての風力・太陽光発電所に係る審査を強化すると発表した。同優遇措置については、既存・新規すべての風力・太陽光プロジェクトを対象として、連邦政府が所有する土地の利用料および発電設備容量に応じた納付金の割引(right-of-way and capacity fee discounts)が廃止される。審査強化については、連邦執行局および規制事務室において副長官による審査が実施された後、長官による最終審査が必要となった。内務省は今回の決定について、石炭や天然ガスなどの経済的なエネルギー資源の競争条件を公平に戻すと主張する。一方、再エネ業界は、OBBBAの成立により建設開始が急がれる風力・太陽光プロジェクトの政府審査手続きが遅延する懸念を表明している。
