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フランス・スペイン:二国間水素パイプラインの建設に向けた事業会社が設立

2025-07-03
  • 欧州
  • その他

フランスとスペインの送ガス事業者3社は2025年7月3日、バルセロナ~マルセイユ間の水素パイプラインBarMarの建設プロジェクトを管理する事業会社を設立した。株主はスペインのEIH-Enagas(出資比率50%)、フランスのNaTran(同33.3%)とTeréga(16.7%)であり、2カ国で権益を二分する形になっている。BarMarパイプラインは上記2カ国とポルトガル、ドイツが参画する欧州水素回廊プロジェクトH2medの一部を成し、総工費は25億ユーロに達する。BarMar建設プロジェクトは共通利益プロジェクト(PCI)として2025年1月に欧州委員会との間で助成金契約(約2,834万ユーロ)を締結しており、事業会社を設立する8日前にテレサ・リベラ上級副委員長(競争政策担当)と3社との会合の中で支援の実施が再確認されたばかりであることが報じられている。