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スペイン:イベリア半島(スペイン)大停電に関するその後の動き

2025-05-01
  • 欧州
  • エネルギー一般・政策

欧州送電系統運用者ネットワーク(ENTSO-E)は2025年5月1日、イベリア半島での大停電に関し専門家パネルを設置、根本原因を調査し対策に関する勧告を最終報告書にまとめると発表した。なお、最終報告書に先立ち、事故の技術的な詳細報告書を発表するとしている。同月5日、欧州エネルギー規制者協調機関(ACER)は、同専門家パネルに参加し、事故の根本原因の特定を支援することを表明した。また、スペイン第三副大統領兼環境移行・人口問題担当大臣のアーゲセン氏は同日のインタビューで、これまでの政府の予備調査によると、同国南西部で起きた2件の太陽光発電所の大規模脱落に加え、大停電発生の19秒前にも太陽光発電所の脱落が1件、南部で発生し、この連続する3件の脱落の最後に大停電が発生したとの因果関係を示唆した。最後の2件の電源脱落については大停電当日に行われた送電系統運用者Red Eléctricaの記者会見でも停電との関連性が指摘されている。