海外電気事業短信

ドイツ:2024年の新設量が1,750万kWに達し、電力系統運用に課題か

2024-11-27
  • 欧州
  • エネルギー一般・政策

エネルギー情報誌は2024年11月27日、連邦エネルギー・水道事業連合会(BDEW)が明らかにした2024年に新設される太陽光発電の設備容量について報じ、前年より14%増加して1,750万kWに達すると伝えた。BDEWの担当者はエネルギー移行の点では望ましいとする一方で、電力系統の運用では課題となり法律を改正する必要があると指摘した。現在導入される太陽光発電の半数以上が100kW未満の小規模設備で、これらから系統への電力流入を制限する規則がないため、2025年春には需要を上回って系統運用が困難となるとBDEWは説明する。このためBDEWは2025年2月に予定される総選挙前に、現在の規則を変更する必要があると話す。BDEWによると2025年初旬にドイツ国内の太陽光発電設備量は1億kWに達すると見込まれる。