海外電気事業短信

中国:中国の8割をカバーする広域電力スポット市場運用開始

2024-10-16
  • 東アジア
  • 送配電

中国の8割の地域の送配電を管轄する国家電網有限公司は2024年10月16日、政府から委託されている電力市場の運用に、15日から新たに広域スポット取引(地域間現物市場)が加わったと発表した。広域スポット取引市場は各地方(地域)電力市場間で翌日に発電または販売する電力を前日までに入札し取引する1日前市場で、これまでは地域内でのみ運用された制度であったが、各地域間での取引ができるようになった。国家電網は2017年8月から試験運用を行いながら、制度、ルール設定などの検証を重ねてきており、今回の正式な運用開始は統一電力市場構築への一里塚であり、新たな出発点としている。