海外電気事業短信
米国:PJM、2025~2026年受渡向け容量市場価格が前回の約9倍に急騰
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- 米国:PJM、2025~2026年受渡向け容量市場価格が前回の約9倍に急騰
- 2024-07-30
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- 北米
- 電気事業一般・経営
米国東部の独立系統運用者であるPJMは2024年7月30日、容量市場の2025~2026年受渡向けオークション結果を公表した。RTO価格(送電系統の制約を受けないベースの約定価格)は269.92ドル/MW/日となり、前回(2024~2025年受渡向け:28.92ドル/MW/日)の約9倍となった。調達容量は13万5,684MWとなり、2022年12月に行われた前回と比べて8%減(1万1,795MW減)となった。調達コストは147億ドルとなり、前回(22億ドル)の約7倍となった。供給予備率は18.5%となり目標(17.8%)を上回ったが、前回(20.4%)から1.9%低下した。PJMは、価格急騰の主な理由について発電設備の廃止傾向が続く中で、オークションへの入札(供給リソース)が減少したことを挙げ、新規発電所の建設ペースが遅いことに対する懸念を改めて表明した。次回のオークション(2026~2027年受渡向け)は2024年12月に予定されている。
